株式会社宇都宮農園

お気軽にお問合せ・ご相談ください TEL 028-634-3481

タネのまき方

ねぎのタネのまき方

畑への準備(土づくり)

 根深ねぎと葉ねぎの育苗畑はタネまきの2週間位前に苦土石灰を1㎡あたり100g位を施し深くよく耕し、1週間位前に完熟堆肥1㎡あたり3kg位、化成肥料を1㎡あたり150g位を入れ再びよく耕し、幅60〜70cm位高さ10〜15cm位のうねを作ります。

タネまき

 うねに10cm位の間隔でまき溝を5mmの深さでスジまきし、ねぎのタネは光を好みますので3mm〜5mm位の土をかけ手でしっかりと押さえて水をやり、乾燥しないよう寒冷紗で覆い、春の低温期はマルチを敷き更にトンネルをするとよいでしょう。

間引き管理

 発芽後草丈6〜7cmの頃株間1.5cm位に、10cm位の時に3cm位に間引きます。追肥はタネまき後1ヶ月ごとに1㎡あたり化成肥料50g位施します。根深ねぎの定植は春まきは5〜7月中旬頃、秋まきでは3〜5月頃が標準的な定植期で、定植前に1㎡あたり完熟堆肥2kg位、苦土石灰120g位、化成肥料80g位を畑全面に施しよく耕し、うね幅を80〜85cm位として深さ10〜15cm位幅10〜15cmの溝を掘り1メートルあたり完熟堆肥1kg位、化成肥料20g位を入れて3cm位土をのせ、苗の大きさを揃え3〜5cm間隔に植え3cm位土をかけます。この時苗が倒れないよう溝の片側によせ根が乾かないように土を注意してかけます。定植後40〜50日に1回目の土寄せを深すぎないように厚さ6〜7cm位にし、2、3回目は3週ごとに、最終は収穫30〜40日前に葉が集まっているところまで土寄せをします。追肥は土寄せごとに化成肥料を1㎡あたり50g位施します。葉ねぎは発芽後こみ合ったところを間引いてから50〜60日位の苗を、前もって根深ねぎ同様に作った畑に溝の深さを10cm位として、苗を3〜4本まとめて10〜15cm間隔に植え付け、苗が倒れない程度に土をかけ、1ヶ月後位に化成肥料を1㎡あたり30〜50g位を施し軽く土寄せをし、その後1ヶ月ごとに同量を施し中耕土寄せをします。

病害虫

 さび病(5〜6月、10〜12月)と、残暑の頃にベト病が発生しますので薬剤散布をします。乾燥時はアブラ虫などの発生がありますので防除します。

つくり方ポイント

・日当りと水はけのよい畑を選ぶ。
・低温期のタネまきは保温対策をとる。
・薬剤散布は展着剤を使います。
・1回の土寄せは深すぎないように。