株式会社宇都宮農園

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タネのまき方

そら豆のタネのまき方

畑への準備(土づくり)

  連作は嫌いますので3〜4年豆類を栽培したことのない畑を選んで栽培します。畑に苦土石灰を1㎡あたり150g位施しよく耕し、その後元肥として堆肥を1㎡あたり2kg位、化成肥料50g位を施し土とよく混ぜ、幅80〜100cm位のうねを作ります。

タネまき

 そら豆は直まきすると発芽が不揃いになりやすいので育苗して栽培します。ポット(9cm)に用土を入れ、タネ2粒をオハグロ(ヘソ)を斜め下にしてさし込んでタネがかくれる程度に土をかけ水をやります。浅まきのため乾燥しやすいので水やりは入念にしますが過湿にならないよう注意します。

間引き管理

本葉2〜3枚の頃に株間を40cmとして1株ずつ定植し十分に水をやります。草丈が20〜30cm位になった頃株元に1㎡あたり化成肥料30g位施し、株の中へ土を入れるよう土寄せをし倒伏を防ぎます。この時に敷わらをすると乾燥防止と防寒対策となります。その後草丈が40〜50cm位になった頃整枝し採光をよくし莢の肥大を促し、1枝に7〜8莢着いた頃(草丈70cm位)摘芯します。摘芯後株から少し離して四方に支柱を立て紐で囲み、葉の広がりを抑えるとよいでしょう。

病害虫

ウィルス病が主ですがこれはアブラ虫の媒介によるものなのでアブラ虫の防除が大切です。ウィルス病によって縮んだ株があったら早いうちに抜きとってください。

つくり方ポイント

・本葉5〜6枚で厳寒期を迎えるよう播種期を調整し早まきはしないこと。
・タネの深まきは禁物。
・開花期の乾燥は花落ちが多くなるので注意する。