タネのまき方

よい野菜を作るにはまずタネのまき方から

点まき

maki_tenmaki一定の間隔をおいてまき穴を作り1ヶ所に2〜6粒位まく方法。
タネの大きい枝豆、そら豆、とうもろこしなどの豆類、その他大根白菜などポットまきの場合この方法が利用される。

ばらまき

maki_baramaki平らにしたうね全面にまく方法。
小松菜、ほうれん草などに利用される。

すじまき

maki_sujimakiうねにまき溝を板などで作りまく方法で一般的なまき方です。
箱まきの場合もこの方法が利用されます。

栽培法によるまき方

畑に直接まく直まきと育苗して栽培する方法があります。
直まきの場合は前もって畑をよく深く耕して苦土石灰を施し必ず土壌を中和させておくことが大切です。

育苗して栽培する場合は必ず育苗用の用土を用い、専用のトレーまたはポリポットなど使用しタネをまきます。その後畑に移植しますが移植の時期は品種によって違いますが、必ず畑の方は直まきと同じように前もって苦土石灰を施し土壌を中和させておくことが大切です。元肥なども一緒によく土と混ぜておくようにします。

よく発芽させるには

温度(地温):水:光:空気などが関係します。

特に温度と水は重要なポイントです。温度が不足したり水が不足すると発芽に大きな影響があり、また、水をやり過ぎたり温度が高過ぎても発芽不良となります。

毎年栽培されていても天候の条件は毎年変わります。
特に平成18年の8月の猛暑などは戦後3番目の暑さということです。どうぞその年のご当地の気象条件をご理解頂き適切に防寒:防暑:保温などの資材をお使いになり適切に対応してください。

発芽しないのはタネが悪いのではとのお問い合わせがありますが、私共はメーカー各社の厳密な発芽試験の結果を満たした各種のタネを仕入れ、なお再度弊社において発芽試験を行い、確認して袋詰加工を致しておりますので、発芽率表示の年月有効期限をご確認の上お求めください。表示してある発芽率はあくまでも好適な条件下での数値です。

タネまきのポイント

品種にあった発芽適温(地温)の確認

水分の過不足の管理、多過ぎるとタネが窒息または腐敗するので品種に合った適切な潅水管理をする。

品種によって光を好むものがあるので(レタス:しそなど)土を厚くかけ過ぎないこと。
土を薄くかける品種と普通にかける品種がありますが、その場合には大体手の人指ゆびの第一関節位が目安となります。

直まきの場合まき床が平らでないと発芽が不揃いになるので土壌条件を均一にする。
春まきの場合は地温不足のための発芽不良が多いため、十分地温の確保に資材など利用するよう努めてください。
タネまき後あるいは発芽後低温に合うとトウ立ちする、大根:白菜などは十分に地温を確保してください。

それぞれの品種によってタネまき後の発芽日数を弊社で逐次記入しておりますのでご参考にしてください。
この発芽日数はあくまでも好適条件下での日数ですので一応目安にしてください。

春まきの場合

地温不足のための発芽不良が多いので十分な地温の確保のため適切に資材ポリマルチ:寒冷紗などのご利用をおすすめいたします。特にタネまき後または発芽後に低温に合うとトウ立ちする、大根:白菜:みず菜などは十分保温に注意してください。

またスイートコーン:南瓜:おくらなどは発芽に高温を必要としますので注意してください。

夏秋まきの場合

高温期にタネまきしますので高過ぎる地温や乾燥は発芽不良または生育不良になりますので、日よけ:水管理を怠らないようにしてください。夏期は雷雨:台風による大雨がありますのでタネをまいた後流されないよう注意してください。

また北海道:高冷涼地での秋まき大根のタネまきなどはその年の気象条件によって低温の時がありますので十分に気象条件に注意してタネまき時の管理を行ってください。

硬実タネのまき方

アスパラガスやおくらのような硬いタネは催芽処理として一昼夜程水に漬けてからまく方法があります。ほうれん草なども一晩水に漬けておいてからまきます。

水に漬ける場合は多目の水で行ってください。また余り長く漬け過ぎますと却って発芽不良になりますのでご注意ください。長くても一昼夜以内にしてください。

枝豆:いんげん:えんどうについて

これらのタネはまいた後大雨などで土壌水分が多過ぎますと通気不良となり発芽しなくなる時がありますので、土壌の水分管理に注意してください。

この豆類は通常乾燥させた状態で袋詰されますので急激に水分を吸収すると中の子葉に障害が出て発芽不良になったり腐敗したりすることがありますので注意してください。

レタスについて

高温期のタネまきは大変むずかしいです。そのため芽出してまきます。
方法としてタネを5〜6時間位水につけて吸水させ、その後湿った布などにくるむようにしてビニール袋に入れ、冷蔵庫で数日程保管しますと芽が出て来ます。芽が伸びすぎると蒔く時に芽を傷めますので注意してください。白寒冷紗などで発芽が揃うまで直射日光を避けるようにしてください。

連作障害について

障害をさけるための休栽年数の目安として
 ピーマン、ナス、トマトなど(ナス科)……………3〜4年
 ダイコン、ツケナ、ハクサイなど(アブラナ科)…1〜2年
 インゲン、エダマメなど(マメ科)…………………1〜2年
 エンドウ類………………………………………………4〜5年
 タマネギ、ニラ、ネギなど……………………………2年
 ホウレン草………………………………………………1年
となっております。

連作障害を防ぐには輪作を心掛け、肥料のやり過ぎに注意することが大切です。

作物ごとのタネのまき方


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